日本人であるなら多くの人が馴染みのある場所と言えば神社ですよね。
初詣、受験、恋愛、仕事…などなど季節の節目や人生の節目、悩みがあるときなど様々なシーンで参拝した人も多いでしょう。
そんな誰もが行ったことがある神社ですが、ただ「お願い事をする」だけではもったいないんです。
神様に届きやすい「お願い事の方法」があるので今回はその方法について紹介します。
またお仕事運や金運アップのご利益のある神様も紹介します。
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神社参拝の意味と効果
冒頭でも書いた通り神社と言えば日本人に馴染みの深いものですよね。
それもそのはずで日本に建てられている神社の数はコンビニよりも多いと言われています。
それではなぜ日本人は神社参拝を行うのでしょうか。
それは冒頭でも書いた通り多くの人が人生の節目や季節の節目に挨拶、そして自分の「お願い事」をするために行くのです。
安産祈願やお宮参り、初詣や厄払い、結婚なども神社で行いますし、また学業祈願や恋愛成就、無病息災などまさに「困ったときの神頼み」で神様にお願い事をしにいきます。
神社参拝で得られるご利益としては、神社という神聖な場所に行くことで心身ともに浄化され、パワーを受け取ることができます。
また神社に祀られている神様によってご利益が異なり、それぞれの神様ごとにご利益を受け取ることができる、と言われています。
そのため日々多くの人が神社に参拝するために訪れており、多くの起業家も神社を訪れている、と言われています。
スピリチュアル起業においても神社参拝は多くのご利益があると言われていますし、スピリチュアル起業だからこそ神社参拝は欠かせないものです。
効果的な神社参拝の方法
それではどのように参拝すればより多くのご利益があるのでしょうか。
それをここでは解説します。
参拝の作法とマナー
神社を訪れたらまずは手水で手を洗い口をすすぎます。これは「禊」を簡単にしたもので、神社という神様が住む新鮮な場所へ立ち入るために心身ともに清めます。
心身を清めたらいよいよ参拝です。
参拝の作法としては「二拝二拍手一拝」が一般的です。
深くお辞儀をすることを「拝」、手をパンパンと鳴らすことを「拍手」といい、日本古来の礼儀作法と呼ばれています。
以上のことを守って安らかな気持ちで参拝しましょう。
※口をすすぐ行為は現在できない神社もあります。
また参拝の作法は神社によって異なる場合があります。参拝する神社の作法に従って参拝してください。
効果的な「お願い事」の伝え方
あなたは神社でお願い事をするときどんな伝え方をしますか?
「受験に合格しますように」「恋愛が成就しますように」というふうに「〇〇しますように」とお願いするのが一般的かと思います。
しかしその方法よりももっと願いが叶いやすい、神様に届きやすい方法があります。
それはお願い事をそのまま伝えるのではなく、神様に対して感謝の気持ちを伝えたうえで「宣言=誓い」をするとよりご利益を得ることができますよ。
例えば「仕事で成功しますように」ではなく「起業して仕事で成功したいので一生懸命に頑張ります。神様どうか見守っていてください、お力をお貸しください」というふうに神様に誓いを立てることで叶いやすくなると言われています。
なぜならば「神頼み」というのは自分の願いや目標、夢であるのに叶えるのは神様に丸投げしている状態、もっと簡単に言うならば他力本願だからです。
あなたのお願い事を叶えるのは「あなた自身」であり、神様はあくまでその手助けをするだけだからです。
また神様の立場になって考えてみるとより分かりやすいです。
あなたは「仕事で成功させてください」とお願いしてくる人と「仕事で成功できるように頑張ります。どうか見守っていてください」と宣言してくる人のどちらを応援したいですか?どちらに力を貸そうかな、と思いますか?
恐らく多くの人が後者を応援したい、と思うでしょう。
ぜひ次回、神社へ参拝に行った際には「お願い事」ではなく「誓いを立てる」ようにしてみてくださいね。
仕事運(商売繁盛)アップのご利益のある神様
それでは次に仕事運アップのご利益のある神様を紹介します。
宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
宇迦之御魂神は全国にある稲荷神社のご祭神であり「お稲荷さん」と呼ばれ古くから親しまれている神様の一人です。
五穀豊穣の神と言われ、ご利益は「商売繁盛」です。
スピリチュアル起業する際は稲荷神社へ参拝に行くことをおすすめします。
恵比寿様
恵比寿様は七福神の中の一人で唯一の日本古来の神様だと言われています。
(他の神様は中国やインド由来です)
恵比寿様は鯛と釣り竿を持っていることから、古くから漁業の神様として信仰されていました。
また恵比寿様は大漁の象徴なので、漁業の神様であり商売繁盛の神様であるのです。
少名毘古那神(スクナビコナノカミ)
少名毘古那神は大国主という神様が国造りをしているときに現れ、国造りを手伝った、と言われている小さな神様です。
童話「一寸法師」のモデルになったと言われています。
少名毘古那神は大国主の国造りに協力したことから、国家繫栄、五穀豊穣、病気平癒のご利益があると言われています。
以上が仕事運アップのご利益がある代表的な神様です。
他にもお仕事運をアップしてくれる神様はいますし、神社には一人の神様だけが祀られているのではなく、主宰神と縁のある神様も一緒に祀られることが多いため参拝する際は事前に調べて行くことをお勧めします。
金運アップのご利益のある神様
それでは最後に金運アップのご利益のある神様を紹介します。
市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)
市杵島姫命は宗像三女神と呼ばれる三人の女神のうちの一人です。
古来から海の神様や、道を示す神様として親しまれています。
ご利益としては海の神様、道を示す神様なので豊漁、海上安全、交通安全のご利益があります。
また神仏習合において市杵島姫命は金運や財運、芸能の神様である弁財天と同一神ではないかと言われています。
そのため市杵島姫命は金運や財運をアップさせるご利益があるのです。
大国主神(オオクニヌシノカミ)
大国主神は少名毘古那神を紹介したときに一緒に紹介しました国造りの神様です。
そのため大国主神は国造りの神様はもちろんのこと、農業の神様、商業の神様とも呼ばれています。
ご利益は金運や商売繁盛、五穀豊穣など起業家には嬉しいご利益がたくさんあるのです。
また縁結びのご利益もあると言われていて、恋愛はもちろんですがビジネス面でもあなたにとっての良縁を運んできてくれるご利益があります。
櫛名田比売(クシナダヒメ)
櫛名田比売は三貴神の一人である須佐之男命(スサノオノミコト)の奥様である神様です。
櫛名田比売の名前の由来は「稲田」からきており、その名の通り稲田の神様と呼ばれていました。
そのためご利益として五穀豊穣に加えて金運招福となっております。
その他にも須佐之男命とご結婚され、仲睦まじく過ごされたことから夫婦和合や縁結びのご利益があります。
以上が金運アップのご利益のある代表的な神様です。
他にも金運アップの神様はいますので、あなたと相性の良い神様を見つけていてくださいね。
それでは今回はよりご利益の得られる参拝方法と開運の神様を紹介しました。
神社に参拝する際には日ごろの感謝の気持ちも忘れずに伝えてくださいね。