スピリチュアルや引き寄せの法則で使われる、量子力学の内容が難しすぎて、理解できない方も多いですよね。
今回は、物理学の知識がない方でも理解できるように、「量子力学」と「スピリチュアル」の関係性を分かりやすく紹介していきます。
量子力学を活用して、自分の望む夢を叶える方法についても解説するので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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量子力学を突き詰めると仏教のようになりスピリチュアル的になる!
仏教には「色即空是」という難解な考え方があり、意識(空)によって創り出される、物質世界(色)の現象は実体がなくはかないものであると言われています。
量子力学に関しても、現実世界は意識によって創り出される理論が存在し、内容を突き詰めていくと仏教の「色即空是」の考えに近づいていきます。
量子力学の分野でノーベル賞を受賞した湯川博士も、色即空是の考え方に基づいて中間子の概念を作り出しました。
意識によって現実世界が作られる決定論的な考え方は、引き寄せの法則でも役に立ち、うまく活用すると自由に夢を叶えられます。
基礎的な量子力学の3つの概念
微小な粒子や原子の振る舞いを理解するための、物理学の分野である量子力学は難解な内容が多いものの、基礎的な部分であれば初心者でも理解できます。
ここでは、量子力学の3つの基礎的な概念を紹介するので、スピリチュアルで使われる量子論が理解できず困っている方は、ぜひ確認してみてください。
すべての目に見える物質は原子(陽子・中性子・電子)で構成される
元素の種類こそ異なるものの、すべての目に見える物質は原子(陽子・中性子・電子)で構成されています。
元素によって物的性質が違うので、異なる名前が付けられていますが、それぞれの物体を区別すると分離感を生み出してしまいがちです。
他人に憧れて欠乏感を生み出してしまい、幸福な出来事を引き寄せづらくなるため、分離感は持たないようにしましょう。
意識が作用すると「二重スリット実験」のように物質世界に影響を与える
量子力学の二重スリット実験では、二つの隙間を通して壁に当てた上で観測すると、素粒子である光の波が粒子に変化します。
観測者の意識が結果に影響を与えることが示され、原子サイズでも波動性を持つので同様の現象が生じやすいです。
意識の力をうまく活用すると、物質世界に大きな影響を与えられるため、望んだ夢も引き寄せられます。
目に見えない素粒子の波動(光)は時間が経つと広がる性質を持つ
光などの目に見えない素粒子は、時間とともに広がる波動性を持つので、自分の意識が世界に影響を与える可能性があります。
ポジティブな波動を維持し続けると、幸福な人生を創造しやすくなるので、愛や喜びの感情を持ちましょう。
過去のトラウマや失敗体験を手放した上で、他人から助けられた記憶を思い出すと、ポジティブな感情を持ちやすいです。
最先端の量子力学がスピリチュアル的になる3つの理由
最先端の量子力学はスピリチュアル的な内容を持ち、科学的な視点からは理解しがたい現象が起きる場合があります。
量子力学がスピリチュアル的になる3つの理由を解説するので、宇宙の法則を詳しく知りたい方は目を通してみてください。
原子には陽子・中性子・電子だけでなく中間子が存在する
原子の中性子には電荷がないので、そのままの状態では、陽子や電子とくっつかずにバラバラになってしまいます。
陽子と電子の中間の質量を持つ、「中間子」が素早く動き回ることで、原子が崩壊せずに姿を保ち続けることが可能です。
中間子という粒子が光子の役割を持ち、意識によって物質的な状態が変わるため、仏教の「色即空是」のような世界観がもたらされます。
超ひも理論は霊的な5次元世界よりもはるかに高い次元を持つ
量子力学で出てくる超ひも理論は、スピリチュアルな5次元世界よりもはるかに高い、10次元の時空間を持ち合わせています。
1995年に発表されたM理論では、超ひも理論にさらに1つの空間軸が追加されて、11次元で構成されているのが特徴です。
超ひも理論の全体像に関しては、一般人には理解できないほど難解なため、5次元世界から理解するようにしましょう。
電子顕微鏡でも目に見えない素粒子(クォーク)も存在する
原子の中に以下の6種類の素粒子(クォーク)が存在し、陽子や中性子などの中に閉じ込められているので、電子顕微鏡を使っても目に見えません。
- アップ(Up)クォーク
- トップ(Top)クォーク
- チャーム(Charm)クォーク
- ダウン(Down)クォーク
- ボトム(Bottom)クォーク
- ストレンジ(Strange)クォーク
上記のクォークをさらに微細化していくと、エネルギーと情報だけが一点に詰まった、ゼロポイントフィールドに近づいていくと言われています。
量子力学と引き寄せの法則の関連性
量子力学と引き寄せの法則は、意識によって物事が創造される点で共通点を持つので、強い関連性があります。
ここでは、量子力学と引き寄せの法則の関連性について紹介するので、興味を持った方はぜひチェックしてみましょう。
どちらも意識で出来事が具現化される決定論に基づいている
量子力学と引き寄せの法則の両方において、意識を作用されると特定の出来事が具現化される、決定論的な考え方に基づいています。
ただし、量子力学が非常にミクロな視点で見るのに対し、引き寄せの法則は「三次元の物質世界」というマクロな視点で捉えるのが特徴です。
ニュートン力学などで使われる因果律と異なり、科学的根拠(再現性)が薄いため、胡散臭くて怪しいイメージを持ちがちです。
遺伝子さえも変えられるので因果関係の制約を乗り越えられる
しかし、三次元の物質世界においても、意識が作用すると原子レベルで影響を与えられるため、分子レベルからなる遺伝子さえも変える力を持ちます。
意識の活用方法によっては、進化論などの因果関係の制約を乗り越えられるので、能力の優劣に関わらず誰でも夢や願望を実現可能です。
感情は目に見えない素粒子(フォトン)からなると言われている
スピリチュアルの世界では、具体的な科学的根拠はありませんが、感情は目に見えない素粒子(フォトン)からなると言われています。
そのため、ポジティブな感情を持つと、三次元の現実世界でも創造力が高まり、幸運な出来事を引き寄せやすくなると考えられます。
量子力学を引き寄せの法則で使う上での注意点
意識をうまく活用すれば魔法のように出来事を具現化できますが、力が弱いと失敗体験に引きずられてしまうため、夢を実現できず引き寄せ難民になってしまいます。
ここでは、量子力学を引き寄せの法則で使う上で、注意すべき3つのポイントについて詳しく解説していきます。
意識の力が弱いと因果関係が支配的になるので失敗体験に引きずられる
波動の高低により自由意志の強さが変わり、意識の力が弱いと因果関係が支配的になるので、過去の失敗体験やトラウマに引きずられます。
結果として、自動的に失敗に結びつくための行動に走ってしまうため、負のループに入ってしまい引き寄せ難民に陥りやすいです。
ネガティブな感情は抑え込んだだけでは解消されないので、瞑想を行って自分自身と向き合い怒りや悲しみを手放しましょう。
最初は微細な範囲でしか変わらないのでタイムラグが生じる
量子力学で扱われる、原子の大きさは100万分の1ミリメートルよりも小さく、意識を作用させても最初は微小な範囲でしか変化しません。
波動の性質で少しずつ影響を及ぼす範囲が広まっていきますが、マクロな範囲で世界が変わるまでに大きなタイムラグが生じます。
意識の力が強ければタイムラグを抑えられるので、愛や感謝の気持ちを持ち波動を高めていきましょう。
地球世界の波動が重いので具体的な行動も取らないと夢が実現しない
鈍重な三次元の地球世界では、頭の中で思っただけでは現実化できず、具体的な行動も取らないと夢が実現しません。
喜びや感謝の気持ちは目標の実現を助ける作用がありますが、夢をイメージしてワクワクしただけでは、成果が出ないので引き寄せ難民と化します。
目標達成に必要なステップを細分化して心理的なハードルを下げて、ワクワク感を行動に移せるようにしましょう。
量子力学をうまく扱うと引き寄せの法則が発動して夢を叶えられる!
量子力学の理論を正確に扱えるようになると、引き寄せの法則に対する理解度が上がり、自分の望む夢を叶えられるようになります。
充実した人生を手に入れたい方は、続きの内容を読み進めて、スピリチュアルの概念を完全にマスターみましょう。