スピリチュアル起業を目指していると必ずと言っていいほど「瞑想」することを勧められます。
実際にスピリチュアルな分野に限らず、様々な分野での起業家が瞑想を習慣化しているのも事実です。
さらにスピリチュアルといえば、自己の探求や自分自身の内面、魂の目的に気づくことです。
そのためスピリチュアル起業家として成功するためには、瞑想のスキルは必須と言っても過言ではありません。
しかし一口に瞑想と言っても様々な種類がありますし、また何となく瞑想がどういうものが知っていても詳しいやり方が分からない人も多いかと思います。
そこで今回はスピリチュアル起業家が習得すべき瞑想について紹介します。
瞑想とは
瞑想とは、心を静めて自分の内面に目を向けることです。
瞑想は古くから世界中の人々が活用し、瞑想をする目的はその国々や宗教、思想などの伝統に基づいて精神統一や修行など様々です。
瞑想には様々な方法や目的がありますが、一般的にはリラックスしたいとき、ストレスを解消したいとき、内なる自分との対話をしたいときや集中力を高めたいときに瞑想を行います。
スピリチュアルな分野では高次元の存在(神様、ハイヤーセルフ、守護霊)と繋がるために瞑想を行ったり、アカシックレコードにアクセスするために瞑想を行うことがあります。
また現代の瞑想は冒頭でもお伝えした通り、スピリチュアルな分野で活躍する起業家やスピリチュアリストのみならず、自己成長やメンタルケア、精神統一などを目的として日常的に瞑想を取り入れている人が増えています。
瞑想のやり方は簡単で、基本的には背筋を伸ばして座り、呼吸に意識を集中するだめで始められます。
しかし、正しい方法で瞑想を行わないと効果が出ないことがあります。
そこで瞑想を成功させるポイントを紹介します。
瞑想を行うポイント
- 姿勢を正す:根移送を行うときは、背筋を伸ばしきれいな姿勢で座りましょう。横になってできますが、そのまま眠ってしまう可能性があるのでできる限り座って瞑想してください。座るときは、椅子に腰かけたり、正座やあぐら、座禅の姿勢をとりましょう。姿勢が悪かったり無理な姿勢で行うと、呼吸が浅くなったり、身体に負担がかかったりします。
- 環境を整える:瞑想を行うときは、心が落ち着く静かな場所えお選びましょう。周囲が騒がしい環境で瞑想を行うと集中できず瞑想が上手くいきません。また気温や湿度にも気を付けましょう。暑かったり、寒かったり、ジメジメしたりする場所では集中して瞑想ができません。また瞑想は決まった場所で行うことで、気分を切り替えやすくなります。
- 呼吸に集中する:瞑想するときは自分の呼吸に意識を向けましょう。鼻から息をゆっくりと吸い、ゆっくりと吐くという動作を繰り返します。呼吸は自然な長さで行いましょう。そうすることで心が落ち着いてきます。
- 余計なことを考えない:瞑想に慣れてない頃は自分の呼吸に集中することが難しく余計な考えが浮かんでくることがあります。考えが浮かんできたときに、浮かんできた考えを否定する必要はないですが、それ以上考えを膨らませないようにしましょう。余計な考えが浮かんだら呼吸に意識を戻す、ということを繰り返し行いましょう。
スピリチュアル起業家におすすめな瞑想方法
それでは次にスピリチュアル起業家におすすめな瞑想方法の「1分瞑想」「マインドフルネス瞑想」「トランセンデンタル・メディテーション」の3つを紹介します。
それぞれの瞑想方法のやり方やポイント、効果やメリットを解説します。
1分瞑想
その名の通り1分間だけ呼吸に集中するだけの簡単な瞑想方法です。
椅子もしくは床に背筋を伸ばして座り、目を閉じます。
鼻からゆっくりと息を吸い、そしてゆっくりと息を吐きます。
呼吸のリズムは自然に任せ、呼吸に集中し他のことを考えないようにします。
1分経ったら目を開けましょう。
1分瞑想のポイントは1分間なのでいつでもどこでも瞑想を行うことができる点です。
日常生活で少しリラックスしたいな、心を落ち着けたいなというタイミングで行うと良いでしょう。
例えば、仕事や勉強の合間、朝起きた時や寝る前、日常生活を送る中で「リフレッシュしたいな、リラックスしたいな」と思うタイミングなどに行うと良いですね。
1分間瞑想するだけでも心が落ち着き、気分がリフレッシュされますよ。
1分瞑想の効果やメリットは何よりも「1分間」でストレスや不安を軽減し、集中力や創造力を高める効果があるという点です。
また自己認識や自己コントロール能力も向上します。
1分瞑想は短時間で瞑想ができるので、時間がない人や瞑想初心者の人にもおすすめです。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想とは自分自身の感覚(呼吸や身体感覚、感情や思考など)に目を意識を向ける瞑想方法です。
椅子もしくは床に背筋を伸ばして座り目を閉じます。
鼻からゆっくりと息を吸い、ゆっくりと息を吐きます。
呼吸に意識を集中させ呼吸が深くなるのを感じましょう。
この時に無理に呼吸を深くさせるのではなく、ゆっくりと呼吸するなかで自然と呼吸が深くなるのを待ちます。
次に身体の各部位に意識を移動させていきます。
頭から足まで順番に身体の感覚に注意を向けましょう。
この時に身体の一部に集中して意識を向けるのではなく、あくまで頭から足までスキャンするように意識を向けます。
もしかしたら「痛い」「かゆい」などの感覚を覚えるかもしれないですが、そこに集中しないようにしましょう。
最後に自分の感情や思考に目を向けましょう。
瞑想中に様々な思考や感情が出てくると思いますが、それに集中するのではなくあくまで自然に出てくる思考や感情を観察してください。
10~20分程度行ったら目を開けましょう。
マインドフルネス瞑想のポイントは自分の内面に起こる現象に対して客観的な視点で向き合うことです。
自分の内面に起こる現象に「良い・悪い」「ポジティブ・ネガティブ」はなく、ただありのままに受け入れることが大切です。
マインドフルネス瞑想の効果やメリットは自己認識や集中力の向上、不安やうつ症状の軽減、心身の健康向上などの効果が期待できます。
また自分以外の人や物事に対する感謝心や共感能力も高まります。
マインドフルネス瞑想は実際にメンタルケアの効果も期待できるため、多くの人が実践しています。
またマインドフルネス瞑想は毎日同じ時間帯に行うことでより効果を得られると言われています。
トランセンデンタル・メディテーション
トランセンデンタル・メディテーションとは自分に合ったマントラを心の中で繰り返しながら唱える瞑想方法です。
椅子もしくは床に背筋を伸ばして座り目を閉じます。
鼻からゆっくりと息を吸い、そしてゆっくりと息を吐きます。
呼吸に意識を集中し、呼吸が深くなっていくのを感じます。
この時に無理に呼吸を深くするのではなく、ゆっくりと呼吸をしていくなかで自然に深くなっていくのを感じましょう。
次に自分に合ったマントラを心の中で繰り返し唱えます。
マントラは自分の呼吸のリズムに合わせてゆっくり唱えましょう。
20分程度行ったら目を開けます。
トランセンデンタル・メディテーションのポイントは自分の心や魂と向き合い自分の本質や目的を見つけることができる点です。
トランセンデンタル・メディテーションは心身のリラクゼーションやストレスの解消だけではなく、記憶力の向上や潜在能力の開発などの効果もあると言われています。
トランセンデンタル・メディテーションは1日2回、朝と夜に行うことをおすすめします。
トランセンデンタル・メディテーションの効果やメリットは上記でも書きましたが、心身のリラックスやストレスの解消、自分の持つ能力の向上の効果が期待できます。
また自己実現や幸福感も高まるため、マインドケアにもおすすめです。
以上がスピリチュアル起業家におすすめの3つの瞑想方法です。
それぞれの瞑想方法には特徴や効果が異なりますが、どれもスピリチュアル起業家のビジネスや人生に役立つものとなっています。
もし興味があれば、自分に合った瞑想法を見つけて実践してみてください。