こんにちは！
今回はスピリチュアル起業された方の中でも、特に「占い師」として起業された方の「価格設定」について詳しく解説していこうと思います。
この記事は「占い師として起業したけれど、価格設定が分からない」という方や
「もう起業してしばらく経つけど値上げのタイミングが分からず低価格で鑑定している」
などの「価格」で悩む方々に役立つものとなっております。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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占い師としての価格設定方法
占い師として起業をして価格を設定する方法は大きく分けて二つです。
それは「時間」でお金をいただく方法か、「相談件数」に応じてお金をいただく方法です。
それでは、それぞれのメリット・デメリットなどを解説します。
時間で価格を設定する場合
時間単価でお金をいただく方法とは、例えば「10分1,000円」というふうに決め、鑑定した時間に応じてお金をいただくことを意味します。
この価格設定方法は「対面鑑定」や「チャット鑑定」「ビデオ通話鑑定」「電話鑑定」におすすめの方法です。
メリットは決めた時間で鑑定が終了するため、ズルズルとお客様とのやり取りが続かない点と、件数に応じて価格を決めた場合より高単価にしやすい点です。
デメリットとしては、鑑定している時間はそこに拘束されるため自由裁量で働きたい方には不向きとなります。
相場としては対面鑑定、チャット鑑定でしたら10分1,000～2,000円あたりで、10分単位で設定される方が多く
電話やビデオ通話鑑定は1分100円～350円あたりで、1分単位で設定される方が多いです。
件数で価格を設定する場合
件数で価格設定しお金をいただく方法とは、一つの相談（質問）に対して価格を設定する方法です。
「テキスト鑑定」や「メール鑑定」などに向いている価格設定方法です。
メリットとしては、依頼をいただいてから所定の時間内に鑑定結果を送ればよいので、自由裁量で働きやすいことです。
デメリットとしては「今すぐ話を聞いてほしい」「リアルタイムでやりとりしたい」というお客様が多く、時間で設定している方にお客様が流れやすいという点です。
相場としては質問一件につき500円～2,000円あたりで、鑑定結果を送ったあとの質問の回数も決めている方が多いです。
それ以上の質問や追加鑑定がある場合も追加一件につき500円～2,000円が相場となっています。
また鑑定結果は依頼をいただいてから24時間以内に送付する方が多いようです。
最初の価格設定は無料もしくは低価格が良い？
占い師として起業を目指している方に
「最初は宣伝のために無料や低価格で鑑定したほうがいいですか」
とよく質問されます。
実際にSNSなどを見ると占い師としてデビューしたキャンペーンとして無料や低価格で鑑定している占い師さんを多く見かけます。
もちろん宣伝効果は大きいですし悪い方法ではないのですが、しっかり戦略を立ててキャンペーンを打たないと今後の価格設定で悩むことになります。
今後の価格設定で悩まないためにも、おすすめの戦略を紹介します。
定価を提示して行うこと
無料や低価格で鑑定を行う場合はキャンペーン期間が終わったあとの「定価」の価格をしっかりと提示することが大切です。
例えば最終的に価格を5,000円まで上げたいと思っていたならば、定価は5,000円ということになります。
なので「5,000円の価値のあるものを今は無料もしくは低価格で提供しますよ」
ということをお客様に知ってもらう必要があるため定価は最初に明記しましょう。
また定価が分からず無料や低価格で鑑定するよりは定価の価値が分かった上での無料や低価格キャンペーンのほうが高い集客効果が見込めます。
フォローやフィードバック、レビューを書いてもらう
無料や低価格で依頼をしてくるお客様は今後に繋がる見込み客になりづらいです。
無料や低価格で鑑定してくれる占い師さんを探している方が多く定価になった途端ぱったりと連絡がなくなるお客様も少なくありません。
なので無料や低価格でのキャンペーンはあくまで宣伝や知名度アップを目標としましょう。
ＳＮＳのフォローを必ずしてもらう、レビューを書いてもらう、フィードバックをしてもらう
などお客様にもあなたにも利益のあるような形でキャンペーンを実施することが重要です。
キャンペーンの期間・人数を決めておく
無料や低価格でキャンペーンを行う場合はそれを行う期間や人数を決めたほうがいいでしょう。
そうでなければ、ズルズルと無料や低価格で鑑定することになりかねません。
中にはキャンペーン終了後も「無料や低価格で鑑定してほしい」とお願いされることもあります。
キャンペーン終了後はすぐに定価に戻し無料や低価格で受けないことを徹底してください。
いつまでも無料や低価格で占い鑑定を行っているとあなた本来の鑑定の価値を下げることになりかねません。
冷やかしに注意しましょう
無料や低価格でキャンペーンを行ったときに多いのが冷やかし目的のお客様です。
無理難題な相談を持ち掛けられたり、最初から真面目に相談する気がなかったりと様々な冷やかし目的のお客様がきます。
時には心ない言葉をぶつけてくるお客様もいます。
そういった方々にもスマートに対応できるようにあらかじめ対応方法を考えておくと良いですね。
定価を低価格にしてしまった時の値上げの方法
僕に相談に来る占い師さんの中で「今までずっと低価格で鑑定してきて全然稼げない。でも今更値上げをしてお客さんが離れるのが怖い」という方が時々いらっしゃいます。
定価を低価格にしてしまう主な理由は下記の二つです。
「自分の占いに自信がないから」と「占いやスピリチュアルで高い価格を設定するのは良くないことだ」という思いの二つです。
自分の占いに自信がないため低価格にしてしまった方
自分の占いに自信が持てない一番の理由としては
「実績がなく、本当に自分の占いが占い市場で通用するか分からないから」というものとなります。
こういった場合はとにかく人を占い、鑑定実績を積み上げていくことが大切です。
もちろん上記で紹介したように無料や低価格でお試し鑑定を行うことも効果的です。
もう既に低価格で何人も鑑定しているのに自信が持てない場合は思い切って値上げをして、そこに占い鑑定以外の付加価値をつける、という方法があります。
占いは鑑定結果をお伝えするだけではなくお客様のメンタルケアやアフターフォローも重要となります。
そのため鑑定に自信が持てない場合はメンタルケアやアフターフォローにも力を入れて付加価値をつけることで全体の価値を上げていきましょう。
その他にも占い師さんの中にはお客様から受けた相談内容にプラスして
「ラッキーアイテム」や「ラッキーカラー」「開運アドバイス」を鑑定してお伝えする方もいます。
あなたオリジナルの「価値のつけ方」を見つけてくださいね。
占いやスピリチュアルでお金を取ることは悪いことではない
占いやスピリチュアルで起業をした人、目指している人ならば
「占いやスピリチュアルでお金を取るのは悪いことである」
という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。
実際にそういった思想を掲げ無料や低価格でずっと活動している占い師さんやスピリチュアリストもいます。
そういった方々の思想を否定はしませんが、占いやスピリチュアルな鑑定・施術でお金をとることは決して悪いことではありません。
お金をとらず無料や低価格に設定することで占い師側もお客様側も占いサービスに対して無意識に軽視してしまう場合があります。
また上記で紹介した通り冷やかし目的で来る方も増えてしまい結果として「本当に占いを必要としている人」に占いを届けられないこともあります。
そうなるとあなたの占い鑑定の価値も下がってきますし、あなた自身のモチベーションも下がってしまうでしょう。
せっかく占い師として起業したのにもったいないですよね。
そうならないためにもあなたの鑑定に見合った価格を設定し、占い師としてしっかり構える必要があるのです。
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高額鑑定ができる占い師になるためには
占い師さんの鑑定の相場は上記に紹介した通りですが、時々その相場から大きく外れて高額な価格を設定している占い師さんがいます。
高額な鑑定をする占い師さんってどこか特別な感じがしますし、もっと素直に言えば儲けることができるため憧れている方も少なくないでしょう。
それではどうやって高額鑑定ができる占い師になれるのでしょうか？
それはズバリ！お客様の求めているものを理解し価値のある質のいい鑑定を提供することです。
最終的に占いの価値を決めるのは、それを受けたお客様です。
例えば、あなたの一回の鑑定価格が10万円だったとします。
決して安くはない金額ですし受けることを躊躇する方も多いでしょう。
しかしあなたの鑑定を受けたお客様に「この鑑定は10万円もしくはそれ以上に価値がある」と思ってもらえたらそれで良いのです。
質の良い価値のある鑑定をお客様に提供し、お客様を満足させることができれば、どれだけ高額鑑定であってもその価格は適正である、ということになります。
実績も経験もないまま、いきなり高額な価格は難しいかもしれません。
しかし反対を言えば実績と経験を積むことによって自信もつきますし、鑑定の質や価値も高まってきます。
あなたの持っている占いの技術が「価値の高いものである」と自信のある方は思い切って価格を上げてみてはどうでしょうか。
