みなさんはヒーラーという職業を知っていますか?
スピリチュアル起業を目指す人なら一度は聞いたことがあるかもしれません。
ヒーラーはスピリチュアルな職業の中でも人気の高い職業の一つであり、人々の心や体を癒し、健やかな状態に導く役割を持つ存在です。
今回はヒーラーの仕事内容やなり方、なれる人の特徴、ヒーラーになるための心構えについて紹介します。
ヒーラーの仕事内容
ヒーラーとは先述した通り、人々の心身を癒すことを目的とした人のことを意味します。
それでは具体的なお仕事内容を紹介します。
セッションを行う
ヒーターはクライアントの相談や悩み事に応じて、ヒーリングセッションを提供します。
セッションの内容はヒーラーによって様々ですが、主にレイキ、カラーセラピー、リーディング、サウンドヒーリングなどになります。
エネルギーの調整
ヒーラーはクライアントのエネルギーの調整を行いバランスを取ります。
クライアントのエネルギーの状態を把握し、ネガティブなエネルギーを解放・浄化することで、心の不調を改善し癒しを与えます。
カウンセリング
ヒーラーはクライアントの心の問題や悩みに対して、カウンセリングや必要ならばアドバイスも行います。
クライアントの感情や思考を受け止め、共感しサポートをすることで心に癒しを与えます。
またこのカウンセリングの際にリーディングを使用するヒーラーもいます。
自己啓発
ヒーラーはクライアントに対しスピリチュアルな知識も交えながら自己啓発を行うことがあります。
クライアントの意識を高めることによって、自己の成長や魂の成長をサポートします。
以上がヒーラーのお仕事内容です。
ヒーリングの種類
上記でも触れましたが一口にヒーリングと言っても様々な方法がありますので紹介します。
レイキヒーリング
レイキヒーリングとはその言葉通り、レイキ(霊気)を用いたエネルギーヒーリングの一種です。
レイキヒーリングはヒーラーの手を使い、クライアントにエネルギーを送りクライアントの持つストレスや負の感情を解放することを目的としています。
身体に触れることなく行うことも多く、クライアントは終始リラックスした状態で施術を受けることができます。
スピリットヒーリング
ヒーラーがクライアントの魂にアクセスし、その中にあるブロックやトラウマ、傷を解放し癒しを与える方法です。
スピリットヒーリングはクライアントの魂を解放し、魂の成長や進化をサポートし、内なるバランスや調和を取り戻すことを目的としています。
クライアントの魂にアクセスする方法としては、チャネリングやクリスタル、タロットカードなどを使用することが多いです。
遠隔ヒーリング
施術内容としてはレイキヒーリングと似ていますが、遠隔ヒーリングはヒーラーと直接会うことができない人向けのヒーリングとなります。
ヒーラーはその場にいない人にヒーリングを行うため、高いヒーリング能力を求められます。
ビデオ通話や電話、チャットを使って行う方法もありますし、クライアントの写真をいただき、その写真に対してヒーリングを行う方法もあります。
ヒーラーの特徴
人を癒すことができるヒーラーに憧れている人も少なくないでしょう。
それではどのような人がヒーラーになれるのか、特徴を紹介します。
共感能力が高い人
ヒーラーはクライアントの心を癒すお仕事なので、自分以外の他人の気持ちや感情に敏感であることが重要です。
高い共感能力があるからこそ、人の気持ちに寄り添い、理解することができます。
癒しのエネルギーが強い人
ヒーラーは人の心に寄り添い癒しを与える役割を持っているので、ヒーラーが持っている癒しのエネルギーが重要です。
もちろん元々から癒しのエネルギーを持って生まれる人もいますし、後天的に身に着ける人もいます。
スピリチュアルに興味関心を持っている人
ヒーラーはスピリチュアルな知識や手段を用いてクライアントに癒しを与えています。
そのため、ヒーラー自身がスピリチュアルに興味関心を持ち、その知識を身に着けている必要があります。
コミュニケーション能力が高い人
ヒーラーはクライアントと密なコミュニケーションをとる必要があるため、高いコミュニケーション能力を求められます。
クライアントの話をじっくりと聞き、時にはクライアントの心の奥底にある傷やトラウマを聞き出す必要があるためです。
自己管理ができる人
ヒーラーは人に癒しを与えることが仕事なので、ヒーラー自身の心も健やかである必要があるため高い自己管理能力を求められます。
人を癒すためにまず自分自身を管理し、常に穏やかでいられるようにしましょう。
以上がヒーラーになれる人の特徴です。
生まれ持ってヒーラーになれる素質を持っている人もいれば、ヒーラーを目指すことにより知識や理解が深まり、後天的に身に着けることもできますよ。
ヒーラーになるための方法
それでは次にヒーラーになるための方法を解説します。
自分自身を知る
一口にヒーラーと言ってもヒーリングの方法はヒーラーによって違います。
まずは自分は何が得意なのか、ヒーリングするために道具は必要なのか、それとも道具は使わず手や自分の持つオーラやエネルギーを使うのか、などなど細かく見極める必要があります。
正しい知識を身に着ける
ヒーラーは正しいスピリチュアルな知識を身に着ける必要がありますし、ヒーリング方法に関しても正しい技法や知識を身につけなければいけません。
感覚のみで行えることではないので、まずは正しい知識を身につけましょう。
オンラインサロンやコミュニティに所属する
ヒーラーに限った話ではありませんが、ヒーラーを志す人が集まるコミュニティやサロン、またはプロのヒーラーがヒーリングについて教えているコミュニティやサロンがあります。
自分に合うコミュニティやサロンに所属することで、より知識が深まりますしヒーラー同士でヒーリングし合うこともあります。
そうすることで知識のみならずヒーリングの技術も高めることができます。
実践を恐れない
自分のヒーリング能力を見極め正しい知識を身に着けたら積極的に人に実践していきましょう。
最初は上記で紹介したようにコミュニティやサロンに所属し、ヒーリングを試してみるのも良いですし、他にも家族や友人に試してみるのも良いですね。
遠隔ヒーリングでしたらSNSでモニターを募集し試してみるのもありです。
何事も実践し経験を積むことが大切です。
ヒーラーになるための心構え
人を癒すことができるヒーラーは人の負のエネルギーや感情を受けるため、心構えが必要となります。
最後にヒーラーになるための心構えを紹介します。
愛を持つこと
ヒーラーはクライアントの心の奥底まで入り込み、癒しを与えるため愛は必須です。
お金に目をくらませることなくクライアントにヒーリングを行うためにもまずは、しっかりとした愛を持っているか確認してみてくださいね。
学びの姿勢を忘れないこと
クライアントによって性格や考え方、価値観が違いますし、また抱えている傷やトラウマも違います。
そのためヒーラーがクライアントから学び、気づかされることも多いです。
同じヒーリングの技法を用いたとしても、一人一人アプローチ方法を変えることでより良いセッションができますので、学びの姿勢を忘れずに貪欲でいることが大切です。
信念を持つこと
ヒーラーになりたい、と思った理由はそれぞれだと思いますが、その自分自身が「なぜヒーラーを志したのか」「何を人に与えたかったのか」など信念をしっかり持ちぶれないことが大切です。
ヒーラーは人の負の感情やエネルギーに触れることが多いため、クライアントから悪い影響を受けることもあります。
そういったときにブレていたらヒーリングできないので、しっかりした信念を持ち何があってもブレない精神が重要です。
ヒーラーは忙しなく生きる現代人にとって必要な職業と言えるでしょう。
簡単にヒーラーになれるわけではないですが、とてもやりがいのある仕事ですので、素質があるなと感じた人はヒーラーで起業してみてはいかがでしょうか。