近年、スピリチュアルな分野の需要が高まり、スピリチュアル起業家が増えていることは、このブログを読んでくれている人は周知の事実だと思います。
しかしスピリチュアルと言ってもビジネスなので、ビジネス的な戦略や競合との差別化をしっかりと行っていないと成功することは難しいです。
そこで今回はスピリチュアル起業をしている人にぜひ行ってほしい、スピリチュアルな分野で競合と差別するためのブランディングの重要性と方法について紹介します。
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スピリチュアルな分野におけるブランディングの重要性
どのビジネスにも言えることなのですが、自分自身の展開するビジネスのブランディングを行い、競合と差別化を図ることは起業を成功させる上で最も重要だと言っても過言ではありません。
特にスピリチュアルな分野での起業は現在レッドオーシャン化しており、参入障壁が低いからこそ多くの起業家が参入している状態です。
そのため素晴らしいスピリチュアル能力を持っている人でも、実力だけで成功できる時代は終わり、しっかりとしたブランディングを行い、差別化を図らないと成功できないのです。
今のスピリチュアル業界はどれだけ高いスピリチュアル能力を持っているかが重要ではなく、どれだけブランディング能力やマーケティング能力があるのかが、成功の鍵です。
ブランディングとは何か
まず最初にブランディングとは何かしっかりと理解しておきましょう。
もう知っているよ!という人でもおさらいする気持ちで読んでいただけたら幸いです。
ブランディングとは自分自身が提供するサービスや商品に対してイメージや価値を作り出し、顧客や消費者、社会に認知・認識してもらうためのマーケティング手法の一つです。
具体的にはロゴや名称、色彩や言葉などを用いて、ブランドの特徴や価値、イメージを明確にして消費者や顧客にアピールすることが重要です。
しっかりとしたブランディングを行うことにより、同じようなサービスや商品を取り扱う競合と差別化を図ることができ、より成功へ近づいていくことができます。
スピリチュアルな分野で差別化するためのブランディング戦略
上記でお伝えした通りスピリチュアル業界で起業して成功するならブランディングは必須です。
サービスや商品の強みや特徴の明確化
まずは自分自身が展開するスピリチュアルなサービスや商品の強みや特徴を明確化することが重要です。
なぜスピリチュアルな起業をしようと思ったのか、自分自身のスピリチュアルなサービスや商品はどのように社会貢献できるのか、またそのサービスや商品を受けることによって得られる効果は何なのか、などを明確にすることが重要です。
ターゲット層を決める
次にターゲット層を決めることもブランディング戦略では重要です。
明確なターゲット層を決めることなくサービスや商品を展開していくことで、目的や商品説明が曖昧になってしまい、どのターゲット層にも響かないサービスや商品になってしまう可能性があります。
そのため、どのターゲット層を決め、その層にピンポイントで受けるブランディングを行うことが重要です。
ブランドロゴやカラー、ネームなど視覚的要素を統一化する
皆様、有名ブランドのロゴやネーム、カラーを思い浮かべてください。
どの有名ブランドもロゴやネーム、カラーなど視覚から入ってくる情報・要素が統一してあることにお気づきでしょうか?
視覚から入ってくる情報部分を統一することによってパッと見ただけで自分自身が展開しているサービスや商品である、ということを認知してもらうことが可能です。
また統一感を出すことによって全体的にスッキリとした印象を与えることができ、より認知されやすいです。
ブランドコンセプトを作る
これもまた有名ブランドを思い浮かべてほしいのですが、どのブランドもコンセプトがあり、それに沿ってサービスや商品を展開しています。
ブランドコンセプトを作ることによって自分自身もサービスや商品の開発がしやすくなりますし、またそのブランドコンセプトを明かすことによって認知度が上がり、そのブランドコンセプトに共感した人がファン化しやすいのです。
市場に置けるブランドポジションを決める
スピリチュアル市場においても、どのポジションでブランディングを行い自分自身のサービスや商品を売っていくか、が重要です。
ファッションブランドに例えると、まずは誰でも手軽に購入することができるファストファッション・プチプラファッションブランドがありますね。
このポジションのブランドはハイブランドに比べると品質こそ落ちるものの、価格が安く手が届きやすいため幅広い層に支持されます。
次にファストファッションブランドとハイブランドの中間にあるブランドです。
こちらのブランドはファストファッションほどは安くはなく、でもハイブランドほど高くはないちょうどいい価格が設定されています。
次にハイブランドです。こちらは価格も高額になりますが、品質も高く一度買うと長く使えるものが多いです。
バッグや財布、時計など長く使うものはハイブランドで購入する、という人も少なくありません。
このようなブランドポジションがスピリチュアル業界でもあります。
どのポジションで自分のサービスや商品を展開していくのか明確に決めることが成功の鍵でもあります。
自分らしさを極める方法
皆様一人ひとりに個性があります。特にスピリチュアル業界での起業は自分自身が持つ個性を活かせる数少ないビジネスです。
なので自分自身が持つサービスや商品の内容だけでブランディングや差別化を図るのではなく、自分自身の個性を取り入れて、自分らしさのあるブランディングを心がけることによって長く続けられるようになります。
それではどのようにして自分らしさに気づき、そしてその自分らしさをブランドに反映することができるのでしょうか。
自分のストーリーを振り返る
まずなぜ自分自身がスピリチュアル起業を目指し、どのような形で社会貢献していきたい、と感じたか、が重要になります。
ブランディングを行う前に明確にすることが大切です。
紙に書き出すことで自分自身の思いやストーリーを客観視することができるようになり、より明確なブランディングを行うことができるようになるのです。
自分のブランドコンセプトを整理する
自分自身が展開するサービスや商品が顧客や社会からどのように「見られたいのか」この部分を整理する必要があります。
頭の中だけでイメージを展開してブランドコンセプトを整理していると、頭の中がこんがらがってきて、統一感のあるブランドコンセプトが作れないので、これも紙に書き出し自分の頭の中にあるアイデアを客観視することで、ブランドコンセプトを整理することがでいます。
終わりに
以上がスピリチュアル起業をする上で、大切なブランディングと差別化の方法です。
ブランディングや差別化と聞くとどうしても難しく感じ、自分自身ではできないのではないかと感じる人もいるでしょう。
しかしブランディングや差別化は本来そこまで難しいものではなく、あなた自身のキャラクターやあなた自身がスピリチュアル起業を通して行いたい社会貢献や、実現したい目標は、あなたオリジナルのものです。
その点をふまえて自分自身そして展開するサービスや商品のブランディングを行うと上手く行きますよ。
ぜひ参考にしてみてください。