このブログでも以前、紹介したことがありますがスピリチュアルな能力がなくてもスピリチュアル起業を果たす方法がいくつかあることを紹介しました。
そこで今回はタロットカードやオラクルカードなどの占いカードを自作して販売する方法とコツを紹介したいと思います。
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占いカードとは
占いカードとは代表的なもので言いますと、冒頭でもあげた通りタロットカードやオラクルカードです。
タロットカードは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の計78枚で構成されたカードです。
78枚の中からスプレッドを展開させながら悩み事や相談事をリーディングしていく占術です。
オラクルカードは神託を受けるカードで、神様や守護霊、自分の前世やインナーチャイルドなど高次元の存在からメッセージを受け取るために使います。
枚数やカードの意味はオラクルカードによって異なります。
その他にもルノルマンカードやルーン文字を用いたカードなど様々な占いカードが販売されております。
中でもタロットカードやオラクルカード、ルノルマンカードはデザイン性が高く、日本も含め世界中にクリエイターが存在しています。
自作する方法も至ってシンプルで自分自身のイラストや写真をカードの素材とし、あとはそれを基にカードを作成し、印刷し販売するという流れです。
タロットカードやオラクルカードのデザインを制作する方法
上記でも少し触れましたがタロットカードやオラクルカードなどの占いカードを自作する場合、カードのデザインが最も重要となります。
それではイラストのデザインを制作する方法を紹介します。
イラストもしくは写真でデザインする
最初から自分自身が描いたイラストでカードを制作する人も多く存在していますし、また自分自身が撮影した写真を基にそれを加工し、カードのデザインを制作する人もいます。
もちろん自分で制作したイラストや写真を使わず、商用利用可能な素材を基に作る人もいます。
なのでイラストが描けない人や、写真を撮ることがあまり得意ではない人でもカードを制作することが可能です。
またどうしてもオリジナルイラストや写真でカードを制作したい場合は、イラストレーターやフォトグラファーと連携して制作することも可能です。
カードを制作するための素材やソフトの選び方と注意点
カードを制作するために大切なのは、そのカードを使ってくれる人の手にフィットするかどうか、という点です。
占いカードは基本的にシャッフルをして使用しますので、手になじむ素材とサイズを使って制作する必要があります。
またカードの素材も柔らかく折れやすいものでしたら、使用している時に折れ曲がってしまうため、ある程度固い素材を使用することが大切です。
次にカードを制作するために使用するソフトに関しては、Adobeが提供しているPhotoshopやIllustratorなどのグラフィックソフトをおすすめします。
しかしこれらのソフトは有料で使い方も難しいため、無料で提供されている類似ソフトを使ってみるのもいいでしょう。
また自分自身でイラストや写真を用意するのではなく、インターネット上にある画像素材を利用する場合は必ず「商用利用可能」かどうか確認しましょう。
イラストや写真に著作権がある場合、著作権者に無断で使用し販売することは法律で禁止されています。
素敵な占いカードを制作し販売するためにも、著作権には注意しましょう。
カードの裏面のデザイン
占いカードは表のデザインの美しさはもちろんのこと、裏面にも素敵なデザインを施されているものがほとんどです。
占いカードはカードを裏に向けて選択することもあることから、裏面のデザインにも力を入れてデザインしましょう。
タロットカードやオラクルカードの印刷方法
占いカードのデザインが終わりましたらいよいよ印刷をしなければいけません。
印刷をする方法もいくつかありますので紹介します。
家庭用のプリンターで印刷する方法
一番手軽に印刷できる方法が家庭用プリンターで印刷する方法です。
カードの素材も自分自身で調達することができるので、紙の材質やサイズもある程度、自由に決めることができます。
おすすめの紙の材質としては名刺用の用紙がいいようですね。
またカードの角を丸くして手触りをよくするためにも角を切ってくれるカッターがあるといいですね。
しかし家庭用プリンターで印刷する方法は大量生産には向いていませんし、高クオリティなカードの制作は難しいです。
印刷業者に依頼する方法
コストがかかりますが、印刷業者に依頼することで自分で印刷する手間も省けますし、また高クオリティのカードを大量生産することが可能です。
あらかじめカードのサイズや素材、加工について印刷業者と話し合い、完成後に訂正がないように打ち合わせが必要ですね。
また枚数や素材、サイズ、加工によって印刷業者の値段も変わってきますので、満足のいくカードを作るためにも、あらかじめ印刷コストについて調べ予算に入れておくと良いですね。
ブランクカードに直接イラストを描く方法
ブランクカードとはあらかじめ、タロットカードやオラクルカード、トランプカードのサイズにカットされている無地のカードのことです。
もうすでにカードが出来上がっているため、印刷する必要がなく、直接カードにイラストを描いていきます。
しかし一枚一枚、手書きをすることになりますので大量生産が難しいです。
また書き直しや失敗をしたときのことを考えると、枚数に余裕を持たせなければいけません。
低コストで制作可能ではありますが、時間がかかるうえに大量生産が難しい方法ですので、販売には向いてないと言えるでしょう。
タロットカードやオラクルカードの販売方法
それでは印刷まで完了したらいよいよ販売ですね。
それでは占いカードの販売方法やコツ、注意点を紹介します。
著作権や商標権の問題を明記する
まずはどの販売方法であったとしても自分自身の占いカードが著作権や商標権の違反をしているものではなく、完全なオリジナルであることをしっかりと明記します。
さらに自分自身のカードのデザインを真似され、同じようなカードを作られる可能性もあるため、自分自身の制作したカードのデザインに関して著作権は自分が持っている、ということを明記してください。
また著作権法違反を発見した場合の対応方法も明記しておくと良いでしょう。
オンラインショップやSNSで販売・宣伝を行う
一番手軽な方法としては、自分自身のオンラインショップやSNSにて販売する方法です。
特にSNSは宣伝効果も高く、販売する前から自分がそのカードを制作に至った理由や制作過程をSNSに投稿することによって宣伝することができます。
またカードの使い方や、実際に自作したカードを使って占いをする様子をSNSに投稿することでより高い集客効果を見込めます。
実店舗やイベントで販売する
次に実店舗やイベントにて販売する方法です。
今は書店でも数多くのタロットカードやオラクルカードが販売されています。
それだけではなく、占いやスピリチュアルなグッズを取り扱っているお店でも占いカードが販売されていることがあるので、実店舗に置いてもらえるように交渉する必要があります。
また占いやスピリチュアルイベントにて販売可能な場合もあるため、常にイベント情報はチェックしておいたほうがいいですね。
以上が自作したタロットカードやオラクルカードを販売する方法です。
有名なクリエイターとなればファンもつきますし、日本のみならず海外でも販売することができる無限大の可能性のある起業方法です。
興味のある人やイラストや写真が得意な人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。